挨拶
Shuichiro Maeda

水は生物にとって不可欠な物質だけでなく、生活や地域社会の基盤、地球環境に直接関わる基本的な条件を与えます。流域の水は管理の仕方によっては人類の災禍の元にもなります。山梨大学に設置されたグローバルCOEは、本学の研究陣が開発してきた水管理に関する先端技術をアジア地域の学生や技術者に教授し、その実践による福祉の向上を地域の人々と共有するものです。山梨大学は世界の知の拠点としてさらなる発展をめざすと共に、本グローバルCOEに集まる世界からの多くの皆さんを歓迎します。

山梨大学長 前田秀一郎

Yasushi Sakamoto

本グローバルCOEは山梨大学における、水文・水資源、水質、健康など流域水管理に関わる先端技術を、アジア地域特有の流域風土に合わせて、実践応用するための研究教育拠点です。自然と人間からなる流域共生圏の持続的発展を見据えて、山梨大学は水問題に関わる広い分野の強い連携を生かした取り組みを早くから進めてきました。歴史的治水の思想を富士川流域に学びながら、国内外の河川流域での研究実績をあげ、アジア地域での先進的な研究をリードしています。さあ、一緒に学びましょう。

拠点リーダー(山梨大学大学院)坂本康

山梨大学 大学院医学工学総合研究部附属 国際流域環境研究センター
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